アトミック・ボックス

池澤夏樹さんの『アトミック・ボックス』を読みました。
亡くなった父に託されたものは国の失敗に関するものだった・・・ってなストーリーです。
警察から逃げて真実を知りたいと思う主人公を手助けしてくれる人がたくさんいます。
これを読んで、いま私が指名手配された状態で逃げるのに力を貸して欲しいと言った場合に助けてくれる人がどれくらいいるだろうか?ということです。
どれだけ考えても近くにいる人で理由も言わずに助けてくれるだろうと思う人は少ししかいません。
それが犯人逃亡の幇助の罪になる可能性があれば、助けてくれる人はいないかもしれません。
私だって自分が罪にとわれてまで助けたい人はほとんどいない。
希薄な人間関係を痛感させられました。